昨年に続いて今夏も「グミでチヌ釣り」をしてまいりました。
今回も昨秋に続いてテレビ番組の企画です。
番組は毎度おなじみ「す・またん!」。珍生物ハンターシリーズです。
この番組とももう2012年からですから、なんともう13年の付き合い。ありがたい。朝の情報番組なのに生物系の企画では全国ネットのゴールデンタイムよりよほど素晴らしい形に仕上げてくれる番組であります。
ソフト化希望。無理でしょうが。
「昨日までの大雨の影響でチヌ(クロダイ)は難しそう…。」という尾後船長の苦笑いで始まったロケ。
ん?なんで?雨で濁りが入るのはクロダイが活発になって良いことのなのでは?
…なんでも、大阪湾奥では雨が降ったエリア(水系)によって水が澄むこともあるそうで。この時は透明度の高い河川からの水が流れ込み、全体的に水が綺麗。大雨後なのに。大阪湾なのに。
予言の通り、前半は大苦戦。どこに行ってもチヌの食い気がない。しかもカタクチイワシの群れが入っていて、わずかなチヌたちも落下物よりそちらに気を取られている様子。
やべえ!と思いつつあちこち回るも、船長の勘で最終的には濁りの効いた場所へ到着。するとたったタフグミ3投でクロダイ(チヌ)1匹とキチヌ(キビレ)1匹をキャッチ。撮影無事終了。
魚がいるところへ行けば魚は釣れる。当たり前のことを改めて痛感する撮影となりました。しかしチヌ&キビレは条件によってコロコロと食性が変わる奥が深い魚ですね。釣り人たちが夢中になる理由はこんなところにあるのでしょう。