先日、知り合いの海人Mさんを訪問したところ「遊びに行こう」と船に乗せてくれました。
レクリエーション兼お店で出す(Mさんは民宿もやってらっしゃる)魚の確保です。
沖縄はまだまだ暖かく、洋上に出るのも苦になりません。
ウチナーンチュのみなさんが言うには「住んでたらだんだん暑さに慣れて寒さに弱くなる」らしいですが、僕は今のところ大丈夫。というか年中半袖が手放せません。
釣り方はジギングorサンマの切り身を餌にした胴突き。色々な魚から絶えずアタリが出ます。
▲テンスの一種、モンヒラベラ。新鮮なうちは骨からの身離れが異様に悪いが味は良い。船上で手に持つと身をよじらせて指を噛んでくる。
▲ベラの中でもかなりオラオラ系のビジュアル、タキベラ。
▲ナメラベラ
▲かっこいい!ミツバモチノウオ。ナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)に近縁な魚。
▲オジサンの仲間も複数種登場。二日くらい寝かせると食べても美味しいし、釣りエサとしても非常に有効。
▲艶やかなアザハタ。沖縄ではジセーミーバイと呼ばれる。美味い!!
▲これは内地でも採れますね。アカハタ。沖縄ではハンゴーミーバイ。
▲シロダイ(シルイユー)。沖縄ではけっこうな高級魚。
▲フエフキダイの一種、ホオアカクチビ。名前の由来は…
▲頰(鰓蓋の端)が赤くて
▲口の中も火を吹いたように赤く染まるから。漢字で書くと「頰赤口火」ね。
▲こちらは近縁のムネアカクチビ(胸赤口火)。胸ビレの付け根が赤い。
▲やっぱり口の中は真っ赤。…このカラーリングには一体なんの意味が?
▲アカモンガラ。「赤くねえじゃん!」って思うじゃん?
▲赤いのは体ではなく歯!…口の中まで鮮やかなんだね。南洋の魚は。
▲翌日、釣った魚を刺身にしてもらいました。…美味い。特にハタ類は脂が上品で良い。
こんな具合に短時間でいろいろ釣れました。五目どころか十目以上いったのかな。
えー、とにかく楽しかったです。
何が言いたいかというと、沖縄は暖かくて魚もいっぱいいて楽しいからみんなおいで!ってことだけです。
冬は年末年始を除けばチケットも安めだしね。
寒さを避けるためだけにいらっしゃるのも大いにアリだと思います。