沖縄を散策していると、縁から中央に向けて深い切れ込みの入った面白い形の葉っぱを時折目にします。
まるで観葉植物のモンステラのようですが…よく見ると違いますよね。
これはハブカズラ、あるいはマングースカズラと呼ばれる植物で、やはりモンステラやポトスと同じサトイモ科に属します。
実際、観葉植物として利用されることもあるようです。日本ではまだ見たことがありませんが…。
一度根付くと凄まじい勢いで繁茂し、斜面をビッシリと埋め尽くします。
その勢いとタフネスたるや、除草剤を撒いても枯れた端から復活、地表をカバーしていきます。
とはいえ、在来種(ということになっている)だそうで天敵もいるのでしょう。あまり極端に分布を拡げることはないようです。
むしろ最近はポトスに押され気味かも?
▲こちらは巨大化した野良ポトス。ヒカゲヘゴに巻きついてます。
ちなみに、沖縄には本物のモンステラが野生化することもたまにありす。
お越しの際はハブカズラ、ポトス、モンステラの三種コンプリートを目指して徘徊してみてください。