ディスカバリーチャンネル/アニマルプラネットの新番組『DARK WATERS』放送開始にともない主演男優(?)のジェレミー・ウェイド氏が来日。
渋谷の東京カルチャーカルチャーで記念イベント『スペシャル怪物魚ナイト』が開催されました。
ディスカバリーで連載を持っているおかげか対談相手として僕に白羽の矢が立ち、ジェレミーと登壇をご一緒させてもらってきました。いいだろ?
ジェレミー・ウェイド氏といえば各地で大型魚(特に淡水魚)を釣ってはメディアで紹介している奇特な釣り人兼生物学者として国内外で著名です。
およそ10年前にスタートしたアニマルプラネットの番組“River Monsters(邦題 : 怪物魚を追え!)”でブレイク。迫真のパフォーマンスで人気を博しました。
そのジェレミーの新プロジェクトとあって会場にはメディア関係者も多数。注目度の高さが窺えます。
怪物魚を追え!ではクールにキメる、あるいは苦虫を噛み潰したような顔で自然に立ち向かっている印象が強いジェレミーですが、実際に会ってみると非常に気さくで温和な英国紳士でした。
楽屋ではひたすらずっと魚の話。番組で見る以上に魚が大好きなのが伝わってきます。
やべえ…。余計ファンになっちゃうよ…。
▲ジェレミー史上最大の獲物だというカグラザメの実物大パネルも登場。番組収録兼サンプリングの一環としてタグ&リリースした際の個体を再現したものだとか。
ステージではジェレミーが『怪物魚を追え!』の過去映像とともに、僕はいつもの通りのスライドショーで思い出の魚にまつわるエピソードを披露。それに応じてトークを繰り広げるという内容。言うまでもなく壇上もお客さんたちも終始大盛り上がりでした。
面白かったのがジェレミーとのルーツや意識の被りっぷり。
「ジェレミーはこう言ってますが平坂さんはどうでしょう?」
「平坂さんはこう言ってますがジェレミーは?」という司会さんのフリに対して二人とも
「アッ、ボクも彼とだいたい一緒なんスけど…」
で返答が始まる始末。
まあ地域やスケールは違えど近い立場にあるもの同士、共通点が多くなるのは必然なんでしょうね。親近感が湧きました。
また、僕のターンではジェレミー再々来日を目論み、彼へ日本産魚類の魅力を紹介。
予想以上にガッツリ食いついてくれました。ありゃ近いうちにホントに来るかもよ、もしかしたら。
▲フィールドワーク時の服装まんまで登壇しようと思っていたのですが、DARK WATERS Tシャツをいただいたのでこちらを着用。
▲しかもジェレミーにサインしてもらいました。カタカナで自分の名前を練習するジェレミーはかわいかったぜ。まあ、この時点で「ステージ上ではジェレミーを食う」という密かな野望は潰えたよね。完全にただの一ファンに堕ちた瞬間です。
とまあこんな具合にスピーカーである僕が一番楽しんだのでは?というほど強く思い出に残るイベントとなりました。
うーん、機会があればぜひまた一緒にやりたいね。
……唯一、心残りがあるとすれば『怪物魚を追え』初回のグーンチ(バガリウス)捕獲シーンでなんであんなにTシャツボロボロなん?という質問を最後までできなかったことですかね。
未視聴の人は見てみて。マジでありえないくらいボロボロだから。
そうはならんやろ…ってなるから。
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Love this ! Can't wait to check out Dark Waters :)
これが大好き !ダークウォーターをチェックアウトするのを待つことができません:)
Dark Waters must become a great wildlife TV program.
I know, Animal Planet channel and Jeremy have unusual avility, talents and senses.