16日ぶりに沖縄の自宅へ戻りました。
講演とワークショップのためにスペインロケから直行した対馬ですが、あいにく台風と同時上陸してしまい予定はブレブレに…。
やはり一番痛かったのは応募者が殺到してくれていたフィールドワークショップが中止になってしまったこと…!!
▲「せめて子供たちにクワガタだけでも…」と観光物産協会の方が保護していたツシマヒラタクワガタ(日本最大のクワガタ)を連れてきてくれました。かっこいい!!来年こそは必ず野外で!!
しかし、急遽代案として開催したトークショーにも親子連れの方を含めたくさんご来場いただき大盛り上がり。
▲意外にも対馬の昆虫少年たちはクワガタに触り慣れていないご様子だったのでしっかり掴み方をレクチャー。でも好き、興味あるという気持ちは十分。将来有望だね。もしかしたら10年、20年先には僕や境先生に代わって彼らが講演をしてくれてるかも?
大タイトルである「対馬楽講座 〜すごいぜ、対馬の昆虫〜」からはかけ離れた「世界の変な生き物捕獲記」的な内容になってしまいましたが楽しんでもらえたようなのでOK!
▲虫だけじゃなくて、いつものこういう派手な子たちのお話もね。やっぱり子どもたちは問答無用で興味を持ってくれます。
また、翌日の座学講演については予定通り敢行。もちろん僕ごときの知識と経験(対馬上陸は今回でまだ三度目…)では「対馬の昆虫」というテーマをまっとうに語れるはずもなし。そこで主催者である対馬観光物産協会の方々に対馬の昆虫といえばこのサイト!「対馬の昆虫館v2」と「虫つれづれ@対馬v2」でおなじみの境 良朗先生をご紹介いただき事前にレクチャーをお受けしました。
さらに当日は無理を言って聴講席でマイクを持っていただき「大先生」として助け舟を出してもらいました…。おかげさまで「外から見た対馬の昆虫相の魅力」と「慣れ親しんでいるからこそわかる対馬の虫の奥深さ」の両観点から講義を展開することができました。
これにより会場にはお子さんからご年配まで、中にはかなりの対馬通、自然愛好家の方々もいらっしゃいましたが、みなさまお楽しみいただけたようでなによりです。
境先生、本当にありがとうございました…!
▲初日はお子さんが多かったです。一方、2日目は大人中心。講義内容もちょっと真面目に地域に根ざしたものをチョイス。
ちなみに二回の講演の合間、そして二日目の翌日には観光物産協会のみなさまにアテンドしていただいての取材とフィールドワークも楽しませていただきました。
その模様についてはまた明日にでも…。