フジテレビ系『有吉弘行のダレトク!?』に出演しました。
今回はニホンウナギの代用となる『ポストウナギ』を探すという企画。
どっかで見たようなネタですね。
番組中で僕は沖縄に生息している東南アジア原産の外来ナマズであるウォーキングキャットフィッシュの捕獲に同行。
まだ放送をチェックできていませんが、スタジオでの扱い等はどうだったんでしょうか…。
▲ウォーキングキャットフィッシュ、あるいはクララと呼ばれる。沖縄に生息しているものは観賞用に養殖されたClarias batrachusの改良品種で体色が黄色一色もしくは黄色と黒のマーブル模様。錦鯉みたいなもんですね。
▲こっちは黄色一色。
▲で、これが原種。地味だけど、個人的にはやっぱりこの体色が一番かっこいいと思う。
このウォーキングキャットフィッシュ、原産地では重要な食用魚となっており味は保証済み。
しかも調理法も魚醤ベースの甘辛いタレを絡めて炭火で焼くという蒲焼的なもの。
食べてみるとこれがちょっとウナギっぽいんです。味の濃さとか。焼けた皮の風味とか。
▲肉の色が独特で、黄色っぽかったり赤みがかっていたりするものがある。ナマズあるあるです。
▲ウォーキングキャットフィッシュの蒲焼。おいしそうでしょ?
そんなわけで『ポスト・ウナギ』に推してみたんですが…。
ただし、調理する上でのコツというか注意点はあります。ウナギ以上に泥臭さを溜め込みやすい魚なので、捕獲後は清水でしばらく生かして泥抜きをしっかりと済ませること。
この工程を怠ると本来のうまさは味わえません。
…とはいえ、東南アジアでは庶民向けのチープな魚なんですがね。市場の屋台で串焼きで売られていて、歩きながら食べるもの。
お金持ちは海の魚やライギョといった高級魚ばかり食べてるイメージ。
この辺の経歴もウナギっぽいなと思います。
▲余談ですが揚げても美味しいです。
▲身色の濃いものは加熱しても黄色がしっかり残ります。
ただ一点異なるのは、ウナギと違って完全養殖がベリーイージーだということ。
だからこそウナギの代用として推せるわけですが。
どこかの企業が本腰入れて『日本人向けの美味いウォーキングキャットフィッシュ』を作出してくれないかなぁ。
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