ウメイロ漁

休日に海人さんのウメイロ漁をお手伝いしてきました。
漁法は一本釣りなので僕でも多少の戦力になるかなーと思っていたんですが、なかなか難しい!そして体力的に結構しんどい!

ウメイロ、デカイやつでも50センチ程度。けれどサイズからは想像もつかないほど遊泳力が強い!!最初の数匹は楽しいんだけど、だんだん腕がパンパンに…。

▲見た目も味も良い魚。値段もね。

やはりこの手の体高があって扁平で、なおかつ尾鰭が二叉型(フォークテイル)のいわゆる『タイ型』の魚は引きが強いです。メジナやウメイロみたいな中層を泳ぐタイプは特に。釣り人がこの手の魚に熱狂するのも理解できる気がします。……僕はモタモタしてまともに引かない魚の方が好きだけど。疲れないし。

そして何より大変なのがアンカーの上げ下げ。これら全ての作業をいつもは一人でこなしている漁師さんってすげえな…。僕ももうちょい体動かさないとなと痛感しました。もう腹筋が減っちゃってさ、竿尻を腹に当てると食い込んで痛いのよ…。

▲ゲストにスジナメモンガラが多数

そして南方の高級魚として名高いウメイロですが、意外な発見が。鰓を切ってバケツで血抜きしていると、必ず絶命間際にバシャバシャと大暴れします。その際に口や鰓蓋から内臓を吐き散らすんです。

どうも筋力の強さに対して内臓が水っぽく脆いようですね。海の中であれば問題もないんでしょうが、それがバケツの中では激しい動きに耐えられないようです。炎天下での漁だったので帰港する頃には甲板のあちこちによく煮えたワタが…。

▲タマンことハマフエフキも数匹出現。いろいろ釣れるとこちらは楽しいが船長は渋い顔。ウメイロに比べると安いのだ。

そんなこんなで報酬としてウメイロ数匹とゲストで釣れたフエフキダイ類をもらって帰宅。その後は全身バキバキ&日焼け跡ヒリヒリで風呂に入るのも難儀してました。

その後は帰宅前に同船した友人(大学時代の先輩)の御宅へ寄り道、搾りたてのココナッツウォーターをいただく。
なんでご家庭にヤシの実あんのさ。


「台風前だから安全対策で職場のヤシの実剪定してきた」とのこと。
…やっぱ沖縄ってひと味違うよな。

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