秋の対馬とニホンミツバチ

講演の合間、そして最終日を終えた翌日に対馬観光物産協会の皆さんによる案内のもと対馬の山と海、そしてニホンミツバチ養蜂の様子を取材させていただきました。

▲今回案内をしていただいた山歩きと虫のエキスパートである対馬観光物産協会のN局長。観光協会のブログ等でもフィールドレポートを公開しています。

▲素潜りとエギングが得意というYさん。Tシャツから対馬愛が滲み出てます。

▲なんとなく田んぼ越しの山を載せましたが、実は対馬に水田はほとんどありません。

▲9月下旬の対馬はヒガンバナが盛り。沖縄ではあまり見られない花なので嬉しかったです。

▲輝きながら乱舞していたアキマドボタル。実は「えー?光るって言ってもマドボタルでしょ?ゲンジ・ヘイケにはかなわないでしょ?」とあまり期待していなかったんですが、実物が舞う様子はとてもとても綺麗でした。飛び方も光り方もゲンジボタルやヘイケボタルとは大きく異なります。気になる方は観光物産協会へ問い合わせGO!(※天然記念物なので採集は NGね。)

「シーズン的にはまだいける…!」ということでツシマヒラタクワガタ探しも。さすがに台風直撃&記録的豪雨の翌日では姿を見ることはかないませんでしたが、トビズムカデとツシマナメクジをゲット!!こういう虫たちも好きだと人生の幅が広がるばい、対馬っ子たちよ。

▲素手でムカデを掴むの危険なので真似しないように

▲ニホンミツバチを誘致、飼育する巣箱「蜂洞(はちどう)」。日本国内では対馬特有のものですが類似の装置はアジア各地にあるようです。

▲コンクリートや石の台座に内部をくりぬいて筒状にした丸太を乗せ、雨よけの蓋をかぶせるのが基本構造。

▲雨よけはトタン、ベニヤの他にもタライや半割りにしたブイなど様々。雨風しのげて劣化しにくければなんでもいいようです。

▲ここ数年は伝染病が流行しているようで路地置きの蜂洞にはニホンミツバチがあまり入っていないよう。そこで自宅の敷地で数十の巣箱を構える養蜂家さん(「あくまで趣味の養蜂」だそうですが)を訪問。採蜜を見学させていただくことに。

▲驚くべきはニホンミツバチのおとなしさ!!よほど粗雑に扱わない限り刺してくることはない。かわいい。

▲そして次々に飛来しては次々にバドミントンのラケット(!)で撃墜されるツマアカスズメバチ(東南アジア原産)たち。ニホンミツバチへの害という点について個人的には懐疑的だったのですが、現場を見て当事者の声を聞くと納得…。

▲そして…黄金色の……蜂蜜な!!「ええ〜?いいのぉ〜?そんなつもりじゃなかったんだけどぉ〜?」と白々しくご馳走になりました。これがまあ美味い。市販の廉価なセイヨウミツバチものとははっきり別物。濃厚なんだけど刺々しさがない。

いやー、貪ったね…。こんなプーさんばりに蜂蜜を大量摂取したのは初めてでした。

対馬のニホンミツバチについては詳しい記事を改めて何かしらの媒体に書く予定ですのでお楽しみに。

長くなっちゃったので今日はこの辺で。海編はまた後日…。

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