カンチャナブリ1dayトリップで見た小動物たち

出先でスマートフォンが壊れましてね。
本日になってようやく復旧しました…。とはいえ本体丸ごと交換だったので余計な出費がかさんでしまいましたが。
しかし、1週間に及ぶスマホがない生活もなかなか悪くないもんでした。穏やかですよ。一日中ネットに繋がっていない暮らしも。

とはいえ電話が通じないのはフリーランスにとっても由々しき事態。いつまでも自由を謳歌しているわけにはいきません。

スマホ故障のはっきりした原因は不明ですが、心当たりは10日ほど前に訪れたカンチャナブリ。
知人宅で手が滑って焼けたコンクリートの上に派手に落としたんですよねー。アレが原因かな。

先日書いたチョンブリーの件を含め、今回のタイ行きはただ知人を訪ねて回るだけの旅行。
普段は採集や取材のための遠征ばかりなので、こういう普通の旅行ってここ十年で初めてだったかもしれません。…当初は今回のも取材行の予定だったんですけどね。都合が狂いまして。

とはいうものの、野外にも出ましたよ。1日だけ現地の知人の案内のもと某国立公園へ。

▲雨季には見事な景観になるという滝。今回は乾季だったので水量が少なかったようですが、それでも気持ちが良かったです。

▲滝の淵では日本産のものとは似ているようで全然ちがうサワガニ類や

テナガエビ類の姿が。他にもドワーフスネークヘッドや面白そうなバルブたちがいましたが、網などを持っていなかったため撮影はできず。また今度、雨季にあらためて訪問したいですね。

▲おなじみのツムギアリも。何度食べてもすっぱい。

▲ニホントカゲの幼体を尾だけオレンジにしたような美しい樹上性スキンク。撮影時は見とれて気づかなかったが、左上にイカしたハンツマンスパイダーが…。この後どうなったんだろうか。

山や海へ行かずとも、民家周辺でも初物にお目にかかれるのが海外のいいところ。
泊めてもらった知人宅でも周辺でもヤモリ、ヘビ、カエルあたりに会えました。

▲人家や電柱についているヤモリ。柄や顔つきがちょっとエキゾチック。

▲水路や水たまりにいたヤマカガシっぽいヘビ。帰国後、爬虫類に精通した知人に同定を依頼したところ『キボシソウカダ』ではないかとのこと。こんな写真だけでよくわかるな…。

▲空芯菜の花。空き地へ行くと結構な確率で野良空芯菜に遭遇しました。美味い。

他にもスマホでちょこちょこ撮影したんですが、その辺の写真は追って載せていきます。なんせやっと手元に戻ってきたばかりでクラウドの設定すらしてないもんで…。

しかし乾季となると昆虫もカエル(とそれに依存するヘビ)も魚も少ないですね。観光するには悪くない気候でしたが、次はやはり雨季に出向きたい。
狙っているターゲットの情報も手に入ってきたしね。
今度は採集用具と撮影機材をがっつり持っていきます。

1 個のコメント

  • 食材としての空芯菜しか知らなかったので、あんなに綺麗な花をつけるとは、大変意外でした!

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