深海で目をつむる理由は? ユメザメを釣って食べる

先日紹介したイバラヒゲと同日。一流し目ではユメザメ(おそらくカクバラユメザメ)が釣れていました。

イバラヒゲと同じく水深1000mの根を探っていると…


▲釣れました!ユメザメ!

船長は「ハリス切っちまえ!」と言っていましたがとんでもない。この手の魚は一期一会だったりするので許可をもらって船上へ。

▲潜水艦を思わせる、ストンと凹凸のない黒い魚体。ヒレも小さく、遊泳力の低さがうかがえます。典型的な深海ザメボディ。


▲ユメザメ一番のチャームポイントはこのターコイズブルーの瞳。タペータムという反射板が入っているためこのように鮮やかに見えます。


▲ユメザメという和名の由来としては「夢を見るようにまぶたを閉じるから」という説が。他にはアイザメなんかも同じようにまぶたを閉じられます。

このまぶたを閉じるという特性はユメザメはじめ深海性のサメによく見られるもの。
なんの意味があんの?という話ですが、僕の想像では外敵に襲われた際あるいは外敵に対して無防備になる休息中に、その青く目立ちすぎる眼を隠すことで位置を見抜かれないようにしている…のではないかなーと。
だって、せっかく全身を深海に溶け込むべく黒塗りにしてる(その分メラニンをいっぱい作らないといけないのでコストのかかる戦略)のに、青い目がギラギラしてたら台無しだと思いませんか?
まあ勝手な想像ですけどね。真実は深海に潜ってみないことにはわかりません。

肉は持ち帰ってフライ等にして食べましたが、美味しかったです。
その他のツノザメ類とかアイザメ類とほぼ同じ肉質と味。
この手の深海ザメはさっぱりしているのでフライか薄造りが手堅いですね。

今回は鮮度云々の問題で肝臓を持ち帰れなかったのが残念…。ユメザメは肝が立派なので何かしら活かせると思ったのですが。
…またの機会に!

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